「障害」と社会の在り方

日本社会の中で「発達障害」についての知識や情報の乏しさから、療育や支援、サポートを受けずに成長を遂げた人々が多くいるのではないかと考えられています。現在も、様々なメディアで「発達障害」に関する紹介や情報は発信されていますが、社会の全ての人々が、その内容を把握している訳ではありません。

人々が暮らす長い歴史の中でも、障害者がどのような生活を送っていたのかは、詳細は分かっていないようなのですが、古い民族の歴史を追ってみると、その民族が集団で牧草や食べ物を求めて移動をする際に、障害者や病気であったような人々を大切に扱っていたような歴史的な痕跡が残っているようです。

日本の歴史の中でも、視覚障害をもった人々が楽器の琵琶や三味線を弾き語ったり、針治療を職業として活躍してきたような歴史的背景が読み取れます。

「障害」に関して、偏見や差別、迫害が生まれたのは、「戦争」が起点であると考える人々もいます。戦場に出る事のできない障害者たちを、社会的に追いやった時代背景が存在するからのようです。

このような様々な歴史的背景からも、今後のバリアフリーな世界の真意を考えていきたいです。